イベント情報

東宝の90年 モダンと革新の映画史(2)[ 終了しました ]

2022.10.4(火)~2022.12.25(日) 国立映画アーカイブ 小ホール(地下1階)

2022-10-04  movie

東宝の90年 モダンと革新の映画史_1280_720

東宝の90年 モダンと革新の映画史(2)

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1932(昭和7)年、阪神急行電鉄社長の小林一三が株式会社東京宝塚劇場を創立してから、本年で90周年を迎えます。本邦初の本格的トーキー企業として発足した写真化学研究所(P.C.L.)と、その自主製作部門にあたるP.C.L.映画製作所、同じくトーキー事業の将来性に着目し、京都で発足したJ.O.スタヂオなど4社が東宝株式会社のもとに吸収合併され、今日にいたる東宝の製作・配給・興行の一貫体制の基盤が確立しました。ハリウッドに範を仰いで導入されたプロデューサー・システムによる経営の合理化や、特撮などの技術革新によって日本映画界に新風を巻き起こし、都会的でモダンな感覚で描かれるミュージカル・コメディから、経験豊かな巨匠の手がける文芸作品にいたるまで、良質な娯楽映画を数多く送り出してきました。

 今夏に開催されたPart1に続く本企画では、Part2として、1933年の『音楽喜劇 ほろよひ人生』から2014年の『蜩ノ記』まで、各年代のハイライトといえる名作・ヒット作のみならず、戦中から戦後にかけて東宝の手がけた教育・文化映画や、『三等重役』(1952)をはじめとするサラリーマン喜劇など、プログラム・ピクチャーの隠れた秀作群にも光を当てます。さらには提携作品も含め、さまざまなジャンル・監督の東宝作品計55本(48プログラム)を上映します。また、展示室で開催中の企画展「脚本家 黒澤明」と連動して、黒澤明が脚本を執筆した作品計10本(10プログラム)の上映も行います。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

INFORMATION

開催日 2022.10.4(火)~2022.12.25(日)
開催時間 作品により異なります。詳細は当企画ウェブサイトをご参照ください。
休館日 月曜日及び10月15日[土]-16日[日]、25日[火]-30日[日]、12月10日[土]
会場 〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
東京メトロ銀座線京橋駅1番出口より徒歩1分
都営浅草線宝町駅A4出口より徒歩1分
東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口より徒歩5分
JR東京駅八重洲南口より徒歩10分
国立映画アーカイブ 小ホール(地下1階)
入場料 一般:520円/高校・大学生・65歳以上:310円/小・中学生:100円/障害者(付添者は原則1名まで)・国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズ・未就学児・優待:無料
URL https://www.nfaj.go.jp/exhibition/toho202209/
お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)

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