イベント情報
写真展 映画館 映写技師/写真家 中馬聰の仕事[ 終了しました ]
2016.4.12(火)~2016.7.10(日) 東京国立近代美術館フィルムセンター 7階展示室
2016-04-12 movie
映画の発明から120年、映画館は人々が暗闇に集い、眼を開けてともに同じ“夢”を見る特別な空間であり続けてきました。しかし、映写技術がフィルム映写からデジタル・プロジェクションに移り変わる昨今、私たちの想像力を育んできた国内の歴史ある映画館が次々と閉館しています。その一方、新時代のテクノロジーを受け入れながらも、フィルムによる映写を粘り強く続けている劇場・上映施設も各地に存在します。
この展覧会では、昨年、第一写真集「映画館」(リトルモア刊)を発表した写真家 中馬聰(ちゅうま・さとし)の作品100点以上を紹介いたします。中馬は、関西でフィルム映写の技師を務めながら2007年より全国の映画館をめぐり、その建造物はもちろん、映写室や小さな片隅に至るまで“シネマの匂い”のする場所をくまなく撮り続けてきました。モノクロームを主とするその写真は記録的な価値を持つばかりか、私たちと映画を結びつけてきた空間の限りない親密さも示しています。
またこの機会に、フィルムセンターが所蔵する戦前期の映画館写真も併せて展示し、20世紀文化を先導した映画の大いなる姿をお見せいたします。過ぎ去った映画の記憶を呼び戻すとともに、この社会の中で映画が担ってきた価値を再発見し、さらにこれからの映画文化のかたちを模索するための好機となるでしょう。
INFORMATION
開催日 | 2016.4.12(火)~2016.7.10(日) |
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開催時間 | 11:00~18:30(入場は18:00まで) |
休館日 | 月曜日および6月13日(月)~17日(金)は休室 |
会場 | 東京都中央区京橋3-7-6 東京国立近代美術館フィルムセンター 7階展示室 |
入場料 | 一般210円(100円)/大学生・シニア70円(40円) 高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、 MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料 *料金は常設の「NFCコレクションでみる 日本映画の歴史」の入場料を含みます。 *( )内は20名以上の団体料金です。 *学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。 *フィルムセンターの上映企画をご覧になった方は当日に限り、半券のご提示により団体料金が適用されます。 *2016年5月18日(水)は、「国際博物館の日」(毎年5月18日)を記念して展示を無料でご覧いただけます。 |
URL | http://www.momat.go.jp/fc/exhibition/eigakan/ |
お問い合わせ | 03-5777-8600(ハローダイヤル 8:00~22:00) |
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