イベント情報
クリエイションの未来展 第17回 清水敏男監修
第一期: Adrian Cheng × 内田繁 「Wander From Within」
第二期: 枯山水サラウンディング 「I’mpermanent」[ 終了しました ]
2018.9.29(土)~2018.12.25(火) LIXILギャラリー2
2018-09-29 art
左から第一期 Adrian Cheng × 内田繁「Wander From Within」
第二期 枯山水サラウンディング「I’mpermanent」
「クリエイションの未来展」の第17回目となる今回は、アートディレクターの清水敏男監修のもと二つの展覧会を開催します。この度のテーマはクリエイションの未来へ向けての継承とフィールドの拡大です。
第一期 Adrian Cheng×内田繁「Wander From Within」(2018年9月29日~10月28日)は、日本を代表するインテリアデザイナー内田繁のクリエイティブな才能が未来を作る世代に引き継がれていくプロジェクトを紹介します。
第二期 枯山水サラウンディング「I’mpermanent」(2018年11月1日~12月25日)では既存のクリエイションの枠を打ち破る「音」の表現を探求します。
■第一期 2018年9月29日(土)~10月28日(日)
Adrian Cheng × 内田繁 「Wander From Within」 のみどころ
第一期は、2016年惜しまれつつ世を去った日本を代表するインテリアデザイナー内田繁が最後に手がけたプロジェクト「Wander From Within」を日本で初めて公開するものです。このプロジェクトは香港の企業家でK11芸術財団創設者のAdrian Chengが内田繁の作品に共鳴し、家具の共同開発を約束したことで始まりました。その過程で内田繁は亡くなりましたがその遺志をついだ内田繁デザインの家具が実現し、2017年4月ミラノサローネで初めて公開され、ついで同年9月には韓国で発表、このたびようやく故国の土を踏むこととなりました。
「Wander From Within」は、内田繁がめざしてきた軽さ、薄さ、透ける、重なりなどの東洋的な境界の考え方をもとにデザインされた家具です。またAdrian Chengが唱える人間本来の手仕事の重要性 (Artisanal Movement) によって「量産しない」「ヒトの技がつくる」「長く大切に使われる」「自然素材でつくる」「エネルギーを浪費しない」など未来の美しい生活環境を考える思考が込められています。
■第二期 2018年11月1日(木)~12月25日(火)
枯山水サラウンディング 「I’mpermanent」のみどころ
第二期では「音」の表現を取り上げます。「音楽」または「音」は現代の芸術表現の重要な要素でありながら視覚芸術である「美術」と超えがたい一線があります。
1950年代に瀧口修造を中心に音楽家と視覚芸術作家が集まった「実験工房」では音楽と美術のコラボレーションがありました。しかし「音」そのものが視覚にたよらない芸術表現として成り立つ可能性を追求しているのが「枯山水サラウンディング」です。
本展覧会では「枯山水サラウンディング」の新作 ” I’mpermanent ” を展示します。
展覧会の詳細は、LIXILギャラリーHPをご覧ください。
http://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g2-1809/
INFORMATION
開催日 | 2018.9.29(土)~2018.12.25(火) |
---|---|
開催時間 | 10:00~18:00 |
休館日 | 水曜日、2018年11月25日(日) ※2018年10月29日・30日・31日は展示替えとなります (LIXILギャラリー1・3の巡回展、やきもの展は開催しております) |
会場 | 東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2階 LIXILギャラリー2 |
入場料 | 無料 |
URL | http://www.livingculture.lixil/gallery/ |
お問い合わせ | 電話:03-5250-6530 |
RELATED EVENT 関連イベント
RECENT POSTS 最新の記事
SNAP 京橋スナップ