Kyobashi TIMES

NEIGHBORHOOD
日本の経済、商業、文化の中心地域

京橋の周辺地域

日本の中心地域・東京の中でも、ひときわ存在感を放つのが、京橋を含めた東京駅周辺エリアです。高級ブランド店や百貨店が軒を連ねる銀座エリアから、中央通りを東京湾側に進んでいくと、“東京の台所”築地エリアが広がります。市場の活気があふれる築地は、下町の雰囲気をのぞかせています。
銀座から日比谷方面へと抜けていけば、威風堂々と佇む皇居の姿。江戸城を囲んでいたお堀は、今は人気のランニングコースとしても有名で、日々大勢のランナーでにぎわっています。京橋は東京の玄関口・東京駅にもすぐの立地。オフィス街が広がる丸の内・大手町、賑やかな繁華街が広がる有楽町などのエリアにも隣接しています。

経済の中心地、日本橋

日本橋は、江戸時代から両替商が軒を連ねていたため、現在でも金融機関が集中しており「日本銀行本店」や「東京証券取引所」も立地しています。
日本銀行の外観はベルギーの国立銀行を参考に設計したと言われ、明治29年に竣工しました。本館(旧地下金庫エリア、旧営業場、史料展示室)と新館(1階営業場)は国の重要文化財に指定されており、ルネッサンス様式を取り入れた「ネオ・バロック建築」の建物は趣のある雰囲気を醸し出しています。また、中央通りの東側にコレド日本橋と高島屋があり、ショッピングと観光で賑わいを見せている一面もあります。

東京の表玄関、八重洲

八重洲地域は、東京駅の東側に位置し、飲食店やオフィスビルが立ち並びます。町名は、徳川家康の国際情勢顧問や通訳として活躍しオランダ人ヤン・ヨーステンの和名「耶楊子(やようす)」に由来しており、彼は家康からこの地に邸を与えられていました。 みどころは、東京駅八重洲口前の外堀通り、および八重洲通りの地下に広がる通称ヤエチカです。売場面積は都内最大で、東京駅界隈に勤めるビジネスマン、OL向けの飲食店・雑貨店・衣料品店などが多く軒を連ねます。さらに観光客向けの土産物店は東京駅一番街に多く、人気スイーツから東京定番みやげはもちろん、「東京おかしランド」「東京ラーメンストリート」「東京キャラクターストリート」などの新たな観光名所も誕生しています。

京橋の周辺地域一帯は大規模な再開発が進行中で、江戸時代に創業し、いまも商いを続ける老舗をはじめ、新しい商業施設やオフィスビルの開業も相次いでいます。伝統だけではなく、新しさと古き良き日本が共存する街へと姿を変え、さまざまな楽しみ方ができる街としてその魅力を増しています。