Kyobashi TIMES

「コワーキングスペース Katsuki Cafe 東京京橋店」は、都営浅草線「宝町駅」A7出口からすぐの場所に位置し、「京橋駅」6番出口からも徒歩2〜3分で行ける立地です。

元々「カジュアルフレンチ」のお店でしたが、2020年10月にコワーキングスペースに業態変換した珍しいお店です。コワーキングスペースでありながら、本格的な料理を食べることができ、さらに種類が豊富なドリンクバーやお食事も楽しめますので、快適な時間を過ごせそうですね。

外からの明かりが店内に差し込み、とても明るくさわやかな印象です。木のテーブルやイスがシックで落ち着いた雰囲気を感じさせる店内は、自分のペースでお仕事を進めるのに適した空間です。

ビジネスホテルの相鉄フレッサイン1階に入っているため、モーニングビュッフェを提供しています。定番メニューからシェフこだわりのメニューまで、厳選素材を活かした和洋食メニューをビュッフェスタイルで味わえます。
ランチは全て1,100円で、ドリンクバー付き。プラス220円でケーキを付けることもできます（全て税込価格）。

テイクアウトは注文してから出来立てを用意してくれます。お取り置きもできるので、急ぎの時には電話予約がおすすめです。
テイクアウトでも、待っている間にフリードリンクや席を利用できるのは嬉しいポイントです。飲み物は、コーヒー、ウーロン茶、アイスティー、パイナップルジュース、グレープジュースなど種類が豊富です。

店員さんにおすすめを聞いたところ、とても丁寧にメニューを説明してくれました。
テイクアウトのメニューは、「ビーフシチューボール」「ハンバーグ（デミグラス・トマト・みそソース）・温泉卵付き」「牛すじカレー」「ナポリタン・温泉卵付き」「クリームシチューボール」があり、全て770円（税込）とリーズナブルです。

今回は、新メニューの「ハンバーグ（みそソース）・温泉卵付き」と1番人気の「ビーフシチューボール」をテイクアウトしました。

まずはハンバーグからいただきます。

ご飯とハンバーグがセパレートになっています。ごはんの上にハンバーグをのせて丼のように食べてもよし。別々のまま食べるもよし。
ハンバーグ自体はあっさりとしていてやわらかく、脂身が少なくヘルシーですが、肉肉しさもあります。かなりボリューミーで食べ応えがあります。

ハンバーグの上からかけられたみそソースには、なす、玉ねぎ、白ねぎ、たけのこなどの具材が入っていて、野菜のうま味と甘味が感じられます。やわらかいハンバーグにたけのこの食感が心地よいアクセントになっています。

ハンバーグにみそソースという掛け合わせは珍しいですが、みその香りとうま味がハンバーグをより美味しく仕上げてくれています。白米との相性もバツグンです。

続いて、付属の温泉卵をハンバーグの上にトッピング。とろける温泉卵の黄身が肉とソースに絡まりより濃厚な味わいに。

ガッツリ食べたい男性に人気がありそうですが、繊細な味を楽しみたい女性にもおすすめしたい一品です。

続いては、1番人気のビーフシチューボールをいただきます。
ビーフシチューというと高級なイメージがありますが、こちらのお店では本格派にもかかわらず、770円と手頃なお値段です。ご飯とルーが別々に分けられて提供されるので、ルーの熱でご飯がべちゃっとならずに出来立ての状態を食べられます。

イートインと同じように、ご飯にルーをかけてみました。ルー単体の見た目ではわかりませんが、ご飯にかけてみると、ルーがご飯に沈み、具材がゴロゴロっと存在感のある大きさで入っていることがわかります。

牛バラ肉は柔らかくジューシーに煮込まれています。野菜は人参、じゃがいも、マッシュルームが入っていて、それぞれの素材の味も噛むたびに口の中に広がります。
スプーンで半分に割ると、具材の芯まで味がしみているのが、目で見て分かります。人参とじゃがいもはスプーンで切れるほどの柔らかさ。よく煮込んでいるため、どれもホロホロとした食感です。
ご飯もたくさん入っているので、全体的なボリュームもばっちりです。
どちらのお弁当も、出来立てを提供してくれるので熱々の状態を楽しめますよ。

こちらのお店のウリは料理だけではなく、やはりコワーキングスペース。コワーキングは英語で書くと「CO-WORKING」。このCOというのは、例えば「共同創業者」を「CO-FOUNDER」と呼ぶのと同様に「共同」を意味します。つまりこちらのお店は「共同で仕事をする場所」でもあるのです。

一般的なオフィス環境とは異なり、コワーキングを利用する人は、在宅勤務を行う人やフリーランス、起業家など、場所に縛られない働き方をしている人たちが多く利用しています。

2005年にアメリカのサンフランシスコから始まり、日本では2010年代から広まっていったのだそう。単なる作業場ではなく、利用者同士が交流し、そのコミュニティを活用しながら仕事を進めていけることを売りにする施設もあります。

こちらのお店にも打ち合わせや読書、勉強などさまざまな利用者がいるようです。

種類が豊富なドリンクバーやお食事も楽しめて、居心地が良くお仕事ができる Katsuki Caféは、仕事と食事を両立できる貴重なお店としておすすめできます。


今回食べたテイクアウト
ハンバーグ（みそソース）　770円（税込）
ビーフシチューボール　770円（税込）