グルメ

京橋で60年以上愛されるお蕎麦屋さんが復活!
お店の歴史を語る器とは……?

2017.03.01 washoku/osake

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京橋の街で、戦後まもなく創業し、60年以上愛されていたお蕎麦屋さん「山茂登」が、4年間のお休みを経て、京橋エドグランに待望の復活を遂げました。このお店の代表・山本英喜さんにお話を伺いました。
35年前、中学生の頃から実家である山茂登の手伝いをしており、京橋の街の移り変わりを肌で感じていた山本さん。「バブル経済期までは、近所の家やお店から、多くの出前をいただいていました。ウチはもともと街の食堂的な立ち位置のお蕎麦屋さんなので、お蕎麦以外にも、うどんや、親子丼にかつ丼など、ごはんものも人気メニューでしたね。」

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お店の再開にあたり、今までと“変えたこと”を教えてください。「かつてのお店は、当時の京橋の街にあった会社や商店、そして個人の皆様にご支持いただいておりました。今、ここ京橋エドグランには、日本を代表する企業がオフィスを構え、国内外からビジネスパーソンや観光客の皆様が集まってきています。かつてのような賑やかなお店もいいですが、憩いの場として“ホッと一息つけるお店”が求められていると感じ、メニューを刷新しする準備期間を経て再スタートさせたのです。」おすすめは、国内産のそば粉を使用し、蕎麦の香りを楽しめる『せいろ』(750円)や、肉厚の鴨の旨みが口の中に広がる『鴨せいろ』(1,350円)。肴も豊富で、『板わさ』(750円)、焼き味噌(480円)などがあれば、ひとりで飲むお酒もすすみます。他にも『山茂登名物だしまき玉子』(700円)、『鳥取県産大山どりの親子煮』(700円)などグループで楽しみたいメニューも人気です。

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左:板わさ(750円)、右:焼き味噌(480円)

酒屋さんと一緒に選んだ日本酒や焼酎も、十数種類そろえています。新潟県の『鶴齢』や『八海山』の純米吟醸などが、人気を集めています。夕方にサッと立ち寄って、ホッと一息つきながら、一杯飲んで、蕎麦を食べて帰る……というような使い方をしていただく方も増えています。」

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店内を眺めると、畳表の椅子や、格子風の飾りなど、江戸の粋を感じるあしらいに心が安らいできます。店内奥には、前のお店から持ってきた、大きな招き猫が。「これは私が子どもの頃からあるから、40年くらい前のもの。ほかには食器も前のお店のものを取っておいてあるんです。この『鴨せいろ』のせいろも、使い続けています。井桁の形ではなく、弓のように丸いフォルムが特徴的なのですが、これは“弓形せいろ”といって、今では作る職人さんもいなくなってしまいました。これからも大切に使っていきたいですね。」

ときどき、前のお店の常連さんもお見えになるとか。「かつての人気メニューだった、おかめそばや、鍋焼きうどんなどを注文される方がいらっしゃいます。できるだけお応えしたいと思っていますが、蕎麦の香りや味わいを引き出すように、味をブラッシュアップさせてしまったので、前と同じようにはいきませんね。これから、徐々にメニューを増やして、京橋の街と生きていきたいと思っています。」

INFORMATION

名称 蕎麦きり京橋 山茂登
住所
電話番号 03-3281-0009
営業時間 <平日>
ランチ:11:00~15:00
ディナー:16:30~23:00(LO.22:00)
<土>
11:00~21:00(L.O.20:00)
<日祝>
11:00~15:00
定休日
カード VISA、MasterCard、アメリカン・エキスプレス
Webサイト https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13203165/

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