グルメ

【閉店】ブルガリア大使館公認!
海外旅行気分で料理を楽しむ日本唯一のレストラン

2017.01.06 yoshoku/seiyou

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京橋には、“現地の味と文化”を日本に伝えるレストランが多数あります。その中でも、代表的なお店のひとつが、本格的なブルガリア料理店・SOFIA(ソフィア)。ちなみにソフィアとはブルガリア共和国の首都の名前です。なぜ、京橋にブルガリア料理なのでしょうか。このレストランをプロデュースする、ドンピエールグループの広報・常盤祐美子さんにお話を伺いました。

「ここ京橋エリアは東京駅のアクセスもよく、人情あふれる魅力的な街です。新旧が交差し、多くの人がいらっしゃって、街に文化があることも、京橋の街のいいところだと感じています。今年、オープンから10年目を迎え、おかげさまで幅広い世代の人々にブルガリア料理を召し上がっていただきました。これからもブルガリアと日本の架け橋であり続けたいと思っています。」

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まず、お店に一歩入ると、ヨーロッパを感じるインテリアも特徴的。非日常空間が気持ちを盛り上げてくれます。まるでブルガリアという店内。ビジネスにも、大切な人のおもてなしにもピッタリ。「店内に飾られている絵画、テーブルクロスの布など、調度品の多くがブルガリア本国のものです。レンガと石造りの内装もヨーロッパの雰囲気を伝えています。使用している食器もブルガリアの伝統的なトロヤン陶器です。」ちなみに、このトロヤン陶器は、ブルガリアのトロヤン地方に伝わる伝統的な焼き物。ブルガリアを東西に走るバルカン山脈中央部の内陸地で採取される粘土を使用。鮮やかな模様が特徴的で、多くのコレクターを魅了しています。
また、ソフィアは日本人にとって、ヨーグルト=甘いデザート的な何か、という常識を変えたお店でもあります。「代表的なのが、塩味のヨーグルトドリンク・アイリャンでしょうか。さわやかな酸味とコクが特徴的です。また、ブルガリアはお肉や野菜と組み合わせて、多くの料理にヨーグルトを使用します。ヨーグルトのスープ・タラトゥルを始め、ムサカやカヴァルマなど、シェフが本国の味を伝えています。」

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手前から 水切りヨーグルトサラダのスネジャンカ940円、ひき肉と野菜を重ね焼きしたブルガリアの家庭料理の代表格ブルガリアンムサカ1,800円、ブルガリア赤ワイン3,800円、塩味のヨーグルトドリンク・アイリャン。チーズやヨーグルトをたっぷり使用し、独特の香辛料が効いているブルガリア料理。独特の香辛料はチューブリッツァというもので、別名・セボリーといいます。「お肉料理によく使われています。この香辛料が入っているとブルガリア料理、と感じますね。ブルガリアのヨーグルトは酸味と甘みが強いことが特徴です。ですから料理にもピッタリなんです。日本ではブルガリアといえばヨーグルトのイメージですが、ヨーロッパでワインの産地としても有名。日本では、まだなじみが薄いのですが、ヨーロッパで高い評価を得ているブルガリアワインも、多数取り揃えています。ぜひお試しください。」

ソフィアは5感でブルガリアを感じられる日本唯一のお店。「不定期ですが、民族音楽の演奏会も行っています。ブルガリアの伝統的な楽器・ガドゥルカ(琵琶のような形の木製の胴体に弦がはってあり、弓で弾く)奏者を招いて、本場さながらの雰囲気も楽しめますよ。ブルガリア現地に行くと、音楽と民族音楽が強く結びついているのがわかります。レストランや居酒屋には生演奏バンド、が行われることもよくあり、皆さん気分が乗ってくると、踊ったり歌ったりしているようです。」
美味しいブルガリアワインを飲みながら、料理に舌鼓。そして、軽快な音楽と明るい文化を堪能できる、“近所のブルガリア”であるソフィアに行けば、いいひらめきやステキな出会いがあるかもしれません。

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INFORMATION

名称 【閉店】ブルガリアンダイニング ソフィア
住所
電話番号 03-5200-0141
営業時間 <ランチ>
月~金:11:00~15:00(14:00L.O.)
土・祝日:11:30~15:00(14:00L.O.)
<ディナー>
月~金:17:30~23:00(22:00L.O.)
土・祝日:17:30~22:00(21:00L.O.)
定休日 日曜日
カード VISA、MasterCard、ダイナースクラブ、アメリカン・エキスプレス、JCB
Webサイト http://www.sofia2006.jp/

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