Kyobashi TIMES

古き良き江戸・東京の佇まいと、再開発によって生まれた都市の華やさが融合した街並みを持つ東京都中央区京橋エリア。この街には、美味しいうなぎ（鰻）が食べられる名店が揃っています。今回は、長年この地で愛されている老舗店舗やオープンしたばかりの新規店など、評判が高いうなぎ屋さんを4店舗ご紹介します。

京橋エリアでうなぎを食べたいときには、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

鰻 はし本

「取扱う全ての鰻を最高の状態で送り出してやりたい」。そんな想いを礎とし、伝統の技を受け継ぐ鰻・川魚専門店の老舗こそ「鰻 はし本」です。

初めて訪れるなら「鰻重」をいただきましょう。背開き・蒸し焼きのいわゆる関東流で仕上げた蒲焼は、肉厚でふっくらとしながらも歯触りの良いしっかり目の焼き具合で、口に運ぶたびに食感と味わいの変化を楽しめるはずです。

主役の鰻は、鹿児島県泰斗商店の「横山さんの鰻」を筆頭に、生産者の顔が見える上質な鰻を使用しています。タレは鰻本来の旨みを引き出せるように甘さを抑えて仕立て、鰻を支える石川県産コシヒカリとの三位一体が極上の味わいを生み出します。

「鰻 これ くふうて やく のむな（鰻を食べて、薬は飲むな）」との理念を体現する確かな技術を、肌で、舌で感じてみてはいかがでしょうか。

鰻 はし本の店舗情報

鰻 はし本のマップ情報

炭焼うな富士 東京ミッドタウン八重洲店

2023年3月に開業した新名所「東京ミッドタウン八重洲」。ミシュランガイドにも掲載歴がある名古屋の名店「炭焼うな富士」もお店を構えています。

炭焼うな富士では、幻の“青うなぎ”のみを使用し、関西流の腹開きと地焼きにこだわって調理。1000度を超える炭火で一気に焼き上げることで、青うなぎが持つ旨みや脂をギュッと閉じ込めます。

そんなこだわりを味わえる逸品が「上ひつまぶし」です。おひつにぎっしりと詰まった蒲焼は、外はパリパリ・中はふっくらの小気味良い食感で、1膳目で全て食べてしまいたくなるほど。でも、これはひつまぶし。2膳目は薬味を乗せて味変、3膳目は出汁をかけて「うな茶漬け」と、ならではの食べ方で楽しみましょう。

徹底再現した本店の味とアクセスの良さから「3時間行列のできる」と評判の高いうなぎ専門店です。

炭焼うな富士 東京ミッドタウン八重洲店の店舗情報

炭焼うな富士 東京ミッドタウン八重洲店のマップ情報

野田岩 銀座店

創業200余年を数える「野田岩」は、手間隙をかけて丁寧に仕上げた料理と、誠実なおもてなしで愛されているうなぎの名店です。麻布飯倉に本店を構える「野田岩」の直系である「野田岩 銀座店」は、京橋駅から徒歩10分ほどの場所にあります。

こちらで必ず注文したいのは「鰻重」。
口どけに影響する、鰻特有の脂は、素焼きだけでは十分落としきれないため、せいろで蒸して落としたうえで焦げ目をつけないよう備長炭でじっくり焼き上げます。

時間をかけて焼き上げられたうなぎは、箸先を落としただけで身がほどけるほどの柔らかさ。創業以来受け継いできたタレは、みりんと醬油だけのごまかしのきかない味です。一口食べれば、あまりの美味しさに思わず微笑んでしまうことでしょう。

時季によっては天然うなぎだけなく、国産の高品質な養殖うなぎも使用しているので、食べ比べてみてもいいかもしれません。

野田岩 銀座店の店舗情報

野田岩 銀座店のマップ情報

銀座 四代目 高橋屋

京橋駅から徒歩11分の距離に位置する「銀座 四代目 高橋屋」は、歴史と伝統を守りつつも、そこにとどまらず、常に新しい事に挑む四代目がうなぎ業界に“革命”を起こすスタイルを考案、発信し続けている話題のお店です。

こちらでは、人気No.1メニューの「うな丼御膳」を召し上がれ。存在感のある関東流の蒲焼はふわふわで香ばしく、あっさりめのタレがうなぎの旨みとお米の甘みを際立たせます。

小鉢には汁物や香物のほか、タレのかかった卵黄も添えられているので、追いタレしても良し、浸けて食べても良しと、まさに“革命”的な食べ方でうなぎを楽しむことができます。

うなぎ本来の滋味深さを活かしつつ、職人のひと手間で新たな味わいを生み出せるのは、創業150年を超える高橋屋のなせる技です。

銀座 四代目 高橋屋の店舗情報

銀座 四代目 高橋屋のマップ情報

まとめ

今回は、東京・京橋エリアで人気のうなぎ屋さんを４店舗ご紹介しました。
京橋を訪れた際は、名店のうなぎをじっくり味わってみてはいかがでしょうか。

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