グルメ

「からあげグランプリ」金賞のからあげと本格タイ料理をテイクアウト

2021.11.09 asia/esuniku

タイの雰囲気が店構えの「らんまん食堂 京橋店」は、「京橋駅」3番出口から直通の東京スクエアガーデンの地下1階にあります。

「らんまん食堂」は、日本唐揚協会が主催の「からあげグランプリ」で金賞を受賞したからあげをメインとして、都内を中心にチェーン展開しています。店舗ごとにテーマが設けられていることが特徴で、例えば、恵比寿店や渋谷店では「からあげとレモンサワー」、みなとみらい店や武蔵小杉店では「からあげとサラダ」、そして京橋店では、らんまん食堂唯一のエスニックを絡めた「からあげと本格タイ料理」をテーマとしています。ランチはからあげ定食、ディナーはからあげと本格タイ料理がいただけます。こちらのタイ料理は、本場タイで修行してきたシェフが腕を振るうバンコクのレストランの味を楽しめます。ドリンクでは、フローズンレモンを使用したオリジナルカクテルが人気なのだそう。

この日は平日の13時過ぎに訪れましたが、店内には「パチパチ、じゅ~っ」とからあげを揚げる音が心地よく聞こえ、揚げたてのからあげの香りに食欲をかき立てられます。異国情緒を感じるオシャレな雰囲気に、気分も上がります。

ランチのテイクアウトメニューは、8種類の味付けから味を選べる「からあげ弁当」とタイ料理の「ガパオライス」「グリーンカレー」「カオマンガイ」があります。からあげ弁当は、塩か醤油を選ぶと700円、他6種類の黒酢やタイソースなどを選ぶと750円です。タイ料理は全品700円でいただけます。(全て税込価格)

今回は、一番人気の「しおからあげ弁当」とタイ料理の定番人気メニューの「ガパオライス」をテイクアウトしました。

まず「しおからあげ弁当」をいただきます。
からあげ5個と千切りキャベツのサラダ、ご飯がセットになっています。

からあげを一口ほおばると、揚げたてならではのサクっとした衣の食感がたまりません。中はジューシーで、ジュワッと肉汁があふれ出てきます。肉汁の甘みと旨み、塩味の相性が抜群で、一番人気なのも納得です。衣が薄いので、5個あったからあげもペロッと完食しました。

千切りキャベツのサラダは、口の中をサッパリさせてくれて箸休めにピッタリです。全体的に甘みを感じるドレッシングがかかっていますが、鷹の爪がほんの少し入っているので、最後にピリっとする辛みが、味を引き締めてくれます。

また、ご飯とからあげは別の器に盛りつけられているので、ご飯の熱でからあげの衣がしなっとなることがありません。どちらも熱々のベストな状態で食べられます。

今回はシンプルな「しおからあげ」にしましたが、京橋店ならではの辛酸っぱい「自家製タイソースからあげ」にトッピングで「パクチー」を合わせてタイ風にしてみたり、「黒酢からあげ」にトッピングで「自家製タルタルソース」を合わせてチキン南蛮風にしてみたりと、自分好みにカスタマイズして食べられる点が特徴です。

続いて「ガパオライス」をいただきます。
鶏ひき肉のバジル炒め、きゅうり、目玉焼き、ご飯がセットです。

鶏ひき肉のバジル炒めは、濃いめの味付けでご飯がすすみます。口の中に入れた瞬間は辛さを感じませんが、後からじわじわとくる辛さです。
鶏ひき肉の具材以外に、パプリカやピーマン、玉ねぎ、パクチーなどたくさんの野菜が入っています。パクチーは火が通っていて、クセが抑えられているのでパクチーが苦手な方でも食べやすいですよ。 ひき肉は大粒なのでしっかりと噛みごたえがあり、野菜も存在感のある大きさにカットされているので、それぞれの味や食感を楽しめます。

目玉焼きは黄身がとろ~んと半熟の火加減で、食欲を加速させます。ひき肉と絡めて食べると辛さがマイルドになるので、辛さが苦手な方でも食べやすいでしょう。

ガパオライスはタイではごく一般的な料理で、日本で言うと「カレー」と同じくらい馴染みの深い料理なのだそうです。お腹が空いたら「とりあえずガパオライス」という人もいるほど。タイの食堂にはどこにでもある、タイの国民食です。

そもそもガパオライスの「ガパオ」とは、日本語で「ホーリーバジル」というバジルの一種のことを指します。タイの料理の名前でなく、ハーブの名前で、クセのない味わいと爽やかな香りが人気のキッチンハーブです。
本場タイのお店で「ガパオライス」と注文すると、「ホーリーバジルとご飯」という意味になってしまうので、「カウ パッ ガパオ ガイ」と注文すると見慣れたガパオライスがいただけます。「カウ」はご飯、「パッ」は炒める、「ガパオ」はホーリーバジル、「ガイ」は鶏肉を意味します。日本で食べるガパオライスは鶏肉を使用したものが一般的ですが、タイでは鶏肉だけではなく豚肉や魚介などさまざまな食材が使用されるので、「カウ パッ ガパオ」の後に言う食材の名前を変えれば、鶏肉以外のガパオも注文できます。ガイの鶏肉の代わりに「ムー」で豚肉、「タレー」でシーフードが注文できますので、機会があればぜひチャレンジしてみては。

ランチのイートインではタイ料理の提供はしておらず、テイクアウト限定の味わいなので、からあげとともに試してみてはいかがでしょうか。

今回食べたテイクアウト
しおからあげ弁当 700円(税込)
ガパオライス 700円(税込)

INFORMATION

名称 らんまん食堂 京橋店(らんまん食堂 京橋パクチー)
住所
電話番号 03-3242-1107
営業時間 ※定休日・営業時間は変更となる場合があります。詳細は店舗にご確認ください。
ランチ 11:00~15:00(L.O.14:30)
ディナー ※土日はランチのみ
17:00~23:00(L.O.22:00/ドリンクL.O.22:30)
定休日 なし

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