京橋の街で働く企業同士が力とチームワークで挑む、「京橋綱引き大会」。今年で4回目を迎え、熱い戦いが京橋エドグランで繰り広げられました。

今年はルールが変更になり、「東京スクエアガーデン」「東京ミッドタウン八重洲」「京橋エドグラン」それぞれのビルで予選会が行われ、勝ち抜いた合計10チームによる「交流戦」という名の決勝トーナメントが、10月30日に開催されました。

18時からの開会式を前に、京橋中央ひろばには各チームが続々と集合。お揃いのTシャツや法被を着ているチームもあり、一気に賑やかな雰囲気に。
開会式に集まった各チームは和気あいあいと言葉を交わしていましたが、その瞳の奥には闘志の炎が燃えていました。

開会式でのルール説明と準備体操の後、いよいよ試合開始!
10チームをA・Bの2グループに分け、まずは総当たり戦。グループ上位2チームが順位決定戦に臨みます。


予選を勝ち抜いた精鋭たちによる対戦だけあって、どの試合も実力伯仲。なかなか勝負がつかず、手に汗握る大接戦が続きました。


応援席からも、熱い声援が飛び交います。



そのような中、グループAで圧倒的な力を見せたのが、東京ミッドタウン八重洲代表の「紅忠フェニックス(伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社)」。全4試合完勝のトップで通過しました。

2位は3勝の「Team TBG(TBグローバルテクノロジーズ株式会社)」。
グループBからは、こちらも全勝の「MAL(エム・エーライフマテリアルズ)」と3勝の「Speedy 31(ルイ・ヴィトンジャパン株式会社)」が決勝トーナメントに進出しました。
この4チームで優勝を争います!

順位決定戦はリーグ戦。一度負けたら後がない戦いに、気合を入れ直すチームメンバーたち。

そして優勝に輝いたのは……。グループBを2位通過した「Speedy 31」!抜群のチームワークで並み居る強豪相手に粘り強く勝負を挑み、最後まで諦めない姿勢で勝利をもぎ取りました。

惜しくも2位となった「MAL」は、悔しそうですが、どこか清々しい表情。3位は「紅忠フェニックス」、4位は「Team TBG」という結果となりました。
全力を尽くして戦った10チームのみなさま、お疲れ様でした!

試合後は場所を移し、懇親会と表彰式です。
豪華な食事やお酒が並ぶ中、オフィスワーカーらしく名刺交換をする景色もあり、企業同士の交流の場に。

食事やお酒を楽しむ中、チームメンバーにインタビューを行いました。
残念ながら2位となった「MAL」は

「優勝した『Speedy 31』には予選で一度勝っているので、決勝でもいけるぞ!と思ったのですが……悔しいです!前半の30秒まではこちらが優勢でしたが、巻き返されてしまいました。相手の作戦勝ちだと思います。来年こそ、このメンバーで優勝を狙います!」
と力強いコメント。

そして優勝した「Speedy 31」は
「勝因は……そうですね、『負けたこと』だと思います。うちのチームは、昨年は予選で敗退して、今年のグループリーグも2位。負けた悔しさを知っているからこそ、最後の最後に勝てたのだと思います。来年はまた予選から勝ち上がって、連覇を目指します!」と喜びを語ってくれました。

「Speedy 31」のチーム監督は、受賞式でトロフィーを受け取り、思わず涙を流す場面も。

チーム一丸となって掴み取った勝利でした!改めて、おめでとうございます。
懇親会の最後は、みんなで一本締め!笑顔と拍手のうちに終了した懇親会でした。

そして戦士たちは、明日の仕事に備えて帰宅の途へとつきました。
また来年の熱戦を楽しみにしています!