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餃子バルの隠れた名物!痺れる辛さの本格四川マーボー豆腐

2021.04.02 chuka

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JR各線の「東京」駅から徒歩5分、東京メトロ銀座線「京橋」駅からは徒歩2分。アクセス良好なオフィス街に「京橋餃子バル 福」はあります。

2020年3月にオープンしたばかりのこちらのお店は、京橋では数少ない餃子専門店です。本店は横浜中華街にあり、本場中国の点心師仕込みの、ジューシーな羽根つき餃子が自慢。焼き餃子4種類、水餃子1種類、揚げ餃子3種類の計8種類もの餃子を楽しめます。

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餃子以外のメニューも豊富で、ランチメニューだけで、なんと10種類もあります。リーズナブルなお値段でボリュームもあり、ビジネスパーソンのランチタイムの強い味方になりそうですね。

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餃子専門店でありながら、豊富なランチメニューを見てしまうと餃子以外のものにもつい目がいってしまいますね。そこでお得に餃子が食べられる注文の“裏技”を発見しました。
通常は390円(税込)の「京橋焼き餃子」が、定食と一緒に頼むと、なんと190円(税込)!
こちらの値引きは期間限定ではなく、通年のサービスなんだとか。いつでもお得に看板メニューをいただけるなんて、嬉しいサービスですね。
そこで、今回は「陳マーボー豆腐定食」(1,000円・税込)・「レバニラ炒め定食」(800円・税込)に餃子を追加して頼みました。

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まずは、「陳マーボー豆腐定食」からいただきます。 中国・四川の代表料理であるマーボー豆腐は、痺れるような辛さを感じられる一品です。

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テンメンジャンの深い甘さとコクを感じる一方、豆板醤と花椒のびりびりとした辛さが絶妙にマッチしていて、癖になりそう。辛いものが好きな人にも満足できる1品です。
しっかりとした辛さなので、どんどんご飯がすすみます。ご飯はお代わり無料というサービスも嬉しいですね。

ところで、マーボー豆腐の名前の由来はご存じですか?

マーボー豆腐は約100年前の当時の中国、四川省の成都という町に住む女性が考案しました。きっかけは、彼女の家が豆腐屋と羊肉店に挟まれていたこと。早くに夫を亡くした彼女は、再婚せずに自身の手料理を売ることで生計を立てていました。その料理は、成都では知らない人がいないほど大好評だったそうです。

その豆腐と羊肉を使った料理こそが、現在のマーボー豆腐の始まりです。マーボー豆腐は、漢字では「麻婆豆腐」と書きます。中国語で「麻」はあばた、「婆」には「身持ちの固いおばさん」といった意味。あばた顔で、若くに夫を亡くしたにもかかわらず再婚をしなかった女性が作ったことから、この料理は「麻婆豆腐」と呼ばれるようになったのだそうです。

今と違い、昔のマーボー豆腐は羊の肉を使っていたのには驚きです。食べ物の歴史をたどることで、ひと味違った楽しみ方ができますね。

次に、「レバニラ炒め定食」をいただきます。

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大き目の肉厚なレバーがごろごろ入ったこちらの定食。野菜はシャキシャキ、レバーはしっとりと食感も楽しめます。

甘みが強めなので、こちらもどんどんご飯がすすみます。レバーも野菜もたっぷり入っているので、とても満足感のある定食ですね。 追加注文した看板メニュー、「京橋焼き餃子」をいただきます。

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皮はパリパリの羽根つきで見た目からもうおいしさを物語っています。
具材は野菜が多めなのであっさりとしていて意外に軽めです。
「餃子定食」は餃子が10個ついた内容で完食できるのかと躊躇しますが、この餃子なら食べられそうです。餃子好きな人にはおすすめですね。

威勢の良い店主と常連と思しき客とのやりとりを見ていると、はやくも京橋で地元の人に愛される店になる貫録を感じました。 広々とした清潔感のある店内には、テーブル席のほか10名から利用できる個室の用意もあります。普段のランチタイムはもちろん、歓送迎会など色々なシーンで利用できるお店です。

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今回食べたランチ
陳マーボー豆腐定食 1,000円(税込)
レバニラ炒め定食 800円(税込)

INFORMATION

名称 京橋餃子バル 福
住所
電話番号 03-6665-0973
営業時間 ※定休日・営業時間は変更となる場合があります。詳細は店舗にご確認ください。
[月~土、祝前日]
【ランチ】 11:30~14:30(料理L.O.14:00 ドリンクL.O.14:00)
【ディナー】17:00~20:00(料理L.O.19:00 ドリンクL.O.19:00)
定休日 日、祝日

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