グルメ

がっつりランチも、昼飲みニーズも満たす創作イタリアン

2019.12.17 italian/french

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東京メトロ銀座線・京橋駅直結の東京スクエアガーデン内にある飲食店は、和食、中華、カフェ……とバラエティ豊かで、コストパフォーマンスに優れていると近隣のオフィスワーカーを中心に連日にぎわいをみせています。
今回紹介する「バンザイヴィーノ 京橋」は、“純粋にワインと一緒に楽しめる料理”をコンセプトに掲げ、和食や洋食などのジャンルの枠にはまらない独創的なメニューをウリにしている、いわば多国籍料理のお店。
ジャンルにこだわらないとはいえ、豊富なワインリストはイタリア産のものがメイン。それに合わせて料理もイタリアンテイストのものが多い印象です。
茶色をベースとしている店内はシックで落ち着きがあり、ひとり利用もしやすい雰囲気。おしゃれなインテリアで女性に人気のようですが、カウンター席もあり、ランチ時には男性のひとり客もちらほらいらっしゃいました。

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ランチメニューは全部で5種類。すべてに日替わりの前菜4種の盛り合わせが付き、さらにスープ・手作りフォカッチャ・ご飯から1つ選ぶことができます。メニューはいずれも1,200円(税込)。

まずオーダーしたのは、ハンバーグやスパゲッティ、リゾットなどランチの王道と言えるメニューが並ぶなか、ひときわ目を引く「バンザイタコライス」。選べる付け合わせには、スープをセレクトしました。スープは日替わりのようですが、この日はミネストローネでした。

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全体的にイタリアンテイストのメニューでありながら、お米にもこだわっていて、“お米マイスター”によりその時々にベストな状態の厳選されたものを使用しています。
タコライスのボウルには、茶碗2膳ほどのご飯を覆い隠すようにレタスやトレビス、玉ねぎなどの野菜がたっぷりと盛られ、中央にはタコスミートと温泉卵が入っています。
シーザードレッシングが全体にかけられていて、サラダ感覚で食べるタコライスという印象です。クリスピーなタコスチップスの食感がアクセントとして効いています。
ボリューム満点ながら、野菜がたっぷり入っているので意外にペロリと食べられます。

ところで、タコライスはどこで発祥した食べ物かご存知でしょうか。
そもそもタコライスとは「タコス+ライス」のこと。その名前からイメージできるとおり、メキシコ料理の定番メニューである「タコス」を日本風にアレンジした料理です。
発祥は「キングタコス 金武本店」。那覇空港から高速道路で約1時間の所に位置し、沖縄本島の北部の金武町にあります。米軍基地「キャンプ・ハンセン」がこの街に誕生した際に、創業者の儀保松三さんがもともと中華料理屋だった店で、「安くて、スピーディーに、満腹になれる料理」として、当時基地でも提供されていたという「タコス」を日本流にアレンジして考案したのが始まりだそう。
英語が話せなくても「タコス&ライス」は説明が楽だったという笑い話のようなエピソードもあります。今では、日本だけではなくニューヨークやロサンゼルスなど、アメリカ本土でも提供されるほど世界的にポピュラーなメニューになった人気のメニューです。
タコライスの背景を知ると“枠にとらわれることなく、おいしい料理を提供したい”というバンザイヴィーノのスタイルにぴったりのように思えますね。

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次にオーダーしたのは、一番人気の「特製ハンバーグ」。この日のソースは、和風おろしでした。
付け合わせの野菜は茹でブロッコリー、ローストポテト、グリル茄子の3種類。
細かくミンチされたハンバーグは噛むとじゅわっと肉汁が溢れ、こだわりのご飯が進みます。おろしソースなので最後まで、さっぱりと食べ進めることができました。

すべてのランチに付いてくる日替わりの前菜は、蒸し鶏、シーフードのマリネ、フリッタータ(イタリアの玉子焼き)、こんにゃくと青菜の煮物とバラエティ豊かで、ランチ時からワインが飲みたくなるラインナップ。
実際、外のテラス席では昼からグラスを片手にランチを楽しむ方もいらっしゃいました。
がっつりランチとしての利用はもちろん、ちょっと1杯飲みたい……という時にも使えるシーンを選ばない、知っておくと便利な店です。

今回食べたランチ
バンザイタコライス 
特製ハンバーグ(和風おろしソース)各1,200円(税込)

INFORMATION

名称 BANNZAI VINO 京橋(バンザイヴィーノ 京橋)
住所
電話番号 03-5542-1889
営業時間 [月~土]11:00~4:00(L.O.3:00)
[日・祝日]11:00~23:00(L.O.22:00)
定休日 無休

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